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プラセンタの有効成分『成長因子』って?

      2014/09/16

プラセンタには様々な有効成分がありますが、今回はプラセンタ関連商品のみが持っている有効成分”成長因子”について勉強しましょう。

成長因子って?

成長因子とは、「動物体内において、特定の細胞の増殖や分化を促進する内因性のタンパク質の総称です。」とあります。要するに細胞の分裂を促す物質です。サイトカインともいわれます。
細胞分裂が促進されると、どんどん新しい細胞が生まれ、結果的に肌のつややハリがある肌になっていきます。

赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で、胎盤から成長因子をたくさんもらい、どんどん成長していきます。そして生まれてからも成長因子は機能し続けますが、年齢を重ねるごとにやはりなくなってしまいます。
そこで、プラセンタエキスで成長因子を補い、アンチエイジングをするのですね。

成長因子とは?

プラセンタに含まれる成長因子

赤ちゃんを育てる胎盤を原料にしているプラセンタエキスですから、当然ながらたくさんの成長因子成分を含んでいます。ここでどんな成長因子がどんな機能を持っているかを説明しておきます。覚える必要はありませんが、プラセンタ商品を選ぶ際の参考にして下さい。

1L(インターロイキン)

免疫細胞を増やしたり、血管を若返らせます。
 1L-1・・・血管内皮細胞を変化させ、血管透過性を促進。
 1L-4・・・B細胞を増殖させ、抗体産生を増強させる。
 1L-6・・・T細胞の分化や活性化させる。
 1L-10・・・免疫機能を制御し、T細胞活性化補助機能も。

EGF(上皮成長因子)

皮膚、角膜、肺、気管などの様々な器官の細胞増殖をうながします。
 EGF・・・細胞増殖因子。骨、眼、臓器、皮膚、血管などに作用する。

FGF(線維芽細胞増殖因子)

多様な種類の細胞で発揮するため、「多能性成長因子」とも言われる。血管の造成や、神経細胞の維持にも。
 FGF-2・・・神経ニューロンの生存にとって主要な決定因子。海馬(脳)内の神経を形成。

TNF(腫瘍壊死因)

固形がんに対して出血性の壊死を生じさせる成長因子です。
 TNFα・・・腫瘍細胞を障害する。(腫瘍壊死因子)。

HGF(肝細胞増殖因子)

肝細胞に特異的な増殖因子とされてきたが、細胞分散因子(SF)と同一であるという説も。
 HGF・・・肝細胞や様々な細胞を増殖を促す。

細胞

プラセンタでアンチエイジングを

20代で急速に減少する体内の成長因子。プラセンタでで効果的に成長因子を補いたいですね。なお、胎盤以外のものから作られるプラセンタ、植物由来のプラセンタやマリンプラセンタには成長因子が含まれていないので、注意しましょう。

 - プラセンタ関連, 用語解説

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