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プラセンタについて、その有効成分など教えて!

      2014/09/16

プラセンタとは、直訳すると胎盤のことを表しますが、現在では「胎盤の有効成分を抽出したプラセンタエキス」と指すことが多いでしょう。このプラセンタエキスは化粧品をはじめ、サプリメント、栄養注射まで応用されています。

なぜ「プラセンタ」がいいの?

プラセンタエキスの原料は「胎盤」です。赤ちゃんが子供を体内で成長させる時に重要な役目を担っている部分なので、様々な栄養素が含まれているのは容易に想像がつきますね。

赤ちゃんはお母さんのおなかの中で大きくなるときに、胎盤を通じて成長に必要な、呼吸やタンパク質合成、ホルモンの供給、有害物の解毒、排泄など、重要な働きをすべて行ないます。まさに赤ちゃんの成長に必要なすべてがこのプラセンタに含まれているといってもいいでしょう。

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プラセンタの有効成分

プラセンタエキスにたくさんの栄養素が含まれていることはわかって頂けたかと思います。では、具体的にどんな成分が含まれているか勉強しましょう。

    主な有効成分

  • 成長因子
  • アミノ酸
  • タンパク質
  • 脂質・脂肪酸
  • 糖質
  • ビタミン
  • 核酸

それでは一つ一つその特徴を見ていきましょう。

成長因子

体内において、特定の細胞の増殖や分化を促進する内因性のタンパク質の総称です。増殖因子、細胞増殖因子などともい、サイトカインといわれることもあります。

(EGF・FGF・TNF・1L-1・1L-4など)

アミノ酸

アミノ酸は体の細胞(たんぱく質)をつくる原料になります。アミノ酸は必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分けられます。20種類のアミノ酸のうち11種類は、他のアミノ酸から作ることができます。これを非必須アミノ酸とよびますが、残りの9種類はわたしたちの体内で合成することができません。
これらは必須アミノ酸とよばれ、食べ物から補うしかありせん。
また1種類でも欠けると、低栄養状態や、肌あれなどからだに障害を起こすことが知られています。

(ロイシン、リジン、バリン、スレオニン、イソロイシン、グリシン、アラニン など)

タンパク質

人の身体をつくる重要な栄養素になります。プラセンタエキスのタンパク質は20種類のアミノ酸が結合して構成されます。

(アルブミン、グロブリン など)

脂質・脂肪酸

脂肪酸は、脳や神経を生成する際に必要な成分です。脂質やコレステロールというと、肥満や動脈硬化を引き起こす悪いイメージがあるかもしれませんね。しかし、脂質は人体にとって必須の栄養素なのです。コレステロールにも善玉と悪玉があり、後者は不要と思ってしまう人もいるでしょうが、どちらも必要だというのが事実です。

(コレステロール、ホスファチジン酸、ラウリン酸、パルミチン酸 など)

糖質

炭水化物と同じ意味で、タンパク質、脂質と同じく三大栄養素のひとつです。細胞の構造を維持し、身体のエネルギー源になるための重要な栄養素です。 特に脳は血液中のブドウ糖をエネルギー源とするため、欠かすことのできない栄養素になります。

(グルコース、ガラクトース、ショ糖 など)

ビタミン

ビタミンは、身体の様々な生理機能を調節し、代謝をスムーズにする働きがあります。ビタミンB1は、疲労回復やしつこい苛立ちの解消に効果があります。
ビタミンB2は、「美容のビタミン」「脂肪のビタミン」とも呼ばれている肥満防止や動脈硬化・糖尿病予防に効くといいます。ビタミンB6は「皮膚のビタミン」、ビタミンB12は、「造血のビタミン」貧血予防や体力回復に役立ちます。

(ビタミンB1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシン など)

核酸

核酸は、脳、内臓、皮膚、筋肉、髪、歯、爪などなどあらゆる細胞に存在する非常に大切な物質です。もともと肝臓で合成されますが、20歳を過ぎると少なくなり、40歳を過ぎると急激に減少するため、これが老化の促進の原因になります。
アンチエイジングに大きく作用する栄養素であり、これをプラセンタで補いましょう。

(DNA、RNA、及び代謝産物)

プラセンタの有効成分

プラセンタの種類ってあるの?

プラセンタには胎盤をとる動物の違いからいくつか種類があります。
ヒトプラセンタ、馬プラセンタ、豚プラセンタ、植物性プラセンタです。狂牛病のときに問題となった牛プラセンタは現在では使われていませんので、ご安心ください。

現在、化粧品やサプリメントで主に使われているのは、「豚プラセンタ」と「馬プラセンタ」の2種類です。またその抽出方法で、加熱していないものが「生プラセンタ」となります。
熱に弱い栄養成分を効率的にプラセンタエキスに残すことが可能です。

 - プラセンタ関連, 用語解説

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