お肌の大敵『紫外線』とその対策について
皆さんはすでに、紫外線が美容にとって大敵なのは良くご存知ですよね。でも、間違った認識や対策をしていませんか?もし、間違った対策をしていると、日々の紫外線の積み重ねがお肌の「老化」につながりかねません。
今回はお肌の敵「紫外線」を知り、その対策を考えていきましょう。
紫外線でおこるお肌のトラブル「シミ・シワ・たるみ」
紫外線はお肌を老化させる原因の実に65%ともいわれています。普通人は日光を浴びるとお肌を守ろうとして「メラニン色素」が作られ、その後細胞のターンオーバーによって排泄され元にもどっていきます。
しかし、繰り返し紫外線を浴びるとメラノサイト(メラニン細胞ともいわれるメラニンを作る細胞)が増えたり、表皮が厚くなるなどの変化が起こり定着することで、シミができてしまいます。
また、肌の奥の真皮まで届いた紫外線UVAの影響で、お肌のハリを保つコラーゲンが変性してしまい弾力が失われ、その結果シワや肌のたるみが発生してしまいます。
このように紫外線はお肌にとって最大の敵です。しっかりと対策をとりましょう。
そして体を紫外線から守ろうとするとき活性酸素が発生します。肌に直接受ける紫外線は、体内に既にあるまだ弱い活性酸素を刺激して、さらに強力なものへ変化させたりもします。活性酸素は体の様々な部分で老化を促進してしまいます。
夏だけではだめ! 紫外線は年中降り注ぎます
夏の初めから、テレビのコマーシャルで紫外線対策のCMが盛んに放送されます。しかし実は紫外線は2月ごろから増え始め、5月には関西圏で、6月には関東圏でも「強い」となり、その後10月まで「中程度」と、一年の大半強い紫外線が降り注いでいます。
そして、紫外線のダメージは毎日じわじわと積み重なり、肌に少しずつダメージを与えていきます。そのダメージがが肌の回復力を超えたとき、シミやシワとなって表面化します。こうなってしまうとなかなか元に戻すのは大変です。なので、紫外線のことを知り、間違いのない対策が大切ですね。
紫外線について知ろう
日光は、その波長から「可視光線」と「赤外線」「紫外線」分けることができます。日光の50%は「可視光線」で、赤から紫まで眼に見える光の波長ですね。45%が「赤外線」。赤より波長が短く、肌で暖かさを感じたりする光です。そして残り5%が「紫外線」で、紫より波長が短く、眼に見えることも感じることもできません。
しかし、この紫外線は細胞にとって様々な悪影響を及ぼします。
UV-B(紫外線B波)
非常にエネルギーが強く、肌が真っ赤に焼けたり、水膨れができたりといったサンバーンを引き起こす光です。場合によってはDNAを傷つけ皮膚がんの原因にもなります。
しかし地表に届くUV-Bは、全紫外線量の約10%と少量です。曇や日傘によってさえぎられるので、日ごろ少し注意すれば大丈夫です。
UV-A(紫外線A波)
UV-Aは、UV-Bほどお肌に急激な変化を与えません。しかし、波長が長いUV-A(紫外線A波)は、肌の奥深く真皮まで到達し、コラーゲンなどを変性、シワやたるみの原因になります。
そして、雲を通り抜けるので紫外線B波(UVB)の20倍以上も地上に降り注ぎ、曇りの日でも十分注意しなければなりません。
「夏は過ぎたから大丈夫」「曇りだから」といって油断せず、紫外線対策を行う必要がありますね。
紫外線対策
敵を知ったところで、次はその対策ですね。当然最も効果的なのは、お肌から日に当たる部分を隠すこと。直接日光に当たらないのが一番の対策です。そうもいかない部分は、化粧品などで効果的にプロテクトしましょう。
身に着けるもので紫外線対策
- 日傘・・・かわいいデザインものも出てきています。晴雨兼用の日傘もあるのでお気に入りのものを見つけて見ましょう。
- 帽子・・・顔に当たる紫外線を和らげてくれます。隠れる範囲が限られているので、過信は禁物です。
- サングラス・・・直接肌に紫外線が当たらなくても、眼から入った紫外線が、メラニン色素を生成する指令を出します。案外落とし穴かもしれませんね。
- 服・・・意識的に長袖を着るとか、素材自体にUV対策がされたものもあります。
- その他・・・紫外線カットのカーテンや、車のフィルムなど、いろいろありますので、注意してみてはいかがでしょうか。
化粧品・スキンケア
お肌に直接塗って守ります。もちろん日焼け止め化粧品が最も効果的ですが、どうしてもお肌に重く感じてしまったり、落とすのが大変で敬遠してしまう人も多いですね。ファンデーションなどでもある程度紫外線対策になるので、状況によって使い分けてはいかがでしょうか。
日焼け止めを使うときの注意点がひとつあります。それはその使用量。使用量を正しく守らないと十分な効果を発揮できず、結果的に紫外線を浴びてしまいます。必ず使い方をよく読んで使用量・使用方法を守りましょう。
パウダータイプのファンデーションには紫外線を反射する素材が含まれているものもあります。紫外線の弱い時期であれば問題ないものもありますので、そちらも利用してみましょう。
プラセンタで対策
プラセンタ専門ショップなので、プラセンタのことを触れないわけにはいきませんね。プラセンタには「成長因子」やアミノ酸という成分が豊富に含まれており、これが肌の細胞のターンオーバーを促します。
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