気になる『シミ』の種類と原因
2014/10/17
女性がお肌でもっとも気になる内容は「シミ」と「しわ」ではないでしょうか。今回は「シミ」について一緒に勉強していきたいと思います。プラセンタも美白化粧品の一つに上げられている成分で、肌のターンオーバーを促進が期待できます。そのあたりのことは次回ご説明したいと思います。
「シミ」の種類
シミと一言でいっても種類があるのをご存知でしょうか。シミへの対策を的確に行うためにもまずは簡単にシミの種類を知っておきましょう。
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
「シミ」の中でもっとも多いタイプです。いわゆる日焼けの蓄積によってできるシミで、日の当たりやすい頬やコメカミ辺りによくできてしまいます。
原因
日々の紫外線によるダメージが積み重なり、ある一定の範囲を超えるとシミとなります。年齢を重ねて40代となり「急にシミが増えた」と思う方が多いのはこのためでしょう。
若いときに海で黒々と肌を焼いたという方は要注意!
日焼けはもともと紫外線から体を守るために、メラノサイトからメラニンを出す現象。これが何らかの原因で、メラノサイトが過剰に活動し、メラニン色素が定着してしまうとシミになります。
予防法
予防の方法は紫外線対策(UVケア)につきます。夏はもとより春や秋、曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。外出時には日焼け止め効果がある化粧品の使用をお勧めしますが、パウダー入りのファンデーションでもある程度効果があります。
対策
シミのでき始め、ごく初期の薄いものであれば、美白化粧品でも効果を発揮します。美白化粧品は作られるメラニンを減らす効果があるもの。残念ながらできてしまったシミには効果が得られません。
完全に輪郭がはっきりしたシミができてしまった場合、その治療はレーザー治療しかありません。
肝斑(かんぱん)
特徴は頬骨の辺りに左右対称にできることが多く、薄い茶色の絵の具を太い筆でさっと塗ったような感じです。肝斑の原因は女性ホルモンの乱れが大きく影響しており、妊娠中やピルを服用中の人または更年期の人にもよく出ます。
原因
女性ホルモンのバランスが崩ていることが影響しています。妊娠中やピルを服用している、ストレスを感じているなどが原因です。
予防法
バランスの良い食事を心がけ、規則正しい生活・睡眠を取り入れます。紫外線で悪化することもあるので、外出時のUVケアもきっちりと行う必要があります。また、ストレスが原因の場合もあるので、何かストレスを解消する方法を考えて見ましょう。
対策
美白化粧品でのケアが有効です。ケアと原因となったストレスなどの改善を心がけましょう。基本的にレーザー治療には不向きです。美容皮膚科で処方される「トラネキサム酸」という内服薬で改善される場合があります。また、肝斑に効く漢方薬もあります。
そばかす(雀斑)
10代のころにでき始めることが多く、小さく茶色いシミが花を中心に散らばるようにできます。
原因
遺伝的な要素が多く、色白の人に現れることが多いシミです。
予防法
原因は遺伝によるものなので、完全には防げません。日に当たると濃くなることもあるので、UVケアは必須です。
対策
レーザー治療が効果があるようです。ただし、再発することもあります。美白化粧品は効果が限定的です。
炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
その名のとおり、肌の炎症が起こった後に色素沈着を起こしたものです。蚊に刺された後が黒くなるというのもこの炎症性色素沈着。ニキビの跡や肌に合わない化粧品などによる炎症あとが原因です。
原因
ニキビによる炎症や会わない化粧品での炎症が主な原因です。また、メイクを落とすときにコットンを使ってこすり落とす方や、洗顔時に強い力でマッサージするなど日ごろのケアの方法の間違いも原因のひとつです。
予防法
炎症をおこさないことが重要です。肌に合う化粧品を使い、使用方法を守りましょう。また、肌をこするようなスキンケアをされている方は、直ちにやめましょう。
ニキビができてしまった場合は日に当たらないようにするUV対策が重要です。
対策
美白化粧品が有効です。通常肌のターンオーバーによって薄くなっていきますが、数ヶ月はかかります。レーザー治療は効果がありません。
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